ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンと、マイアミ・ヒートのバム・アデバヨは、ディフェンス巧者として高い評価を受けているビッグマンだ。2人とも身長はそこまで高くないが、ディフェンスの鋭い嗅覚を持ち、長い腕を生かしたブロックショットを得意としている点など、共通点も多い。 しかし、『Miami Herald』によると、ウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチは、ディフェンスとは違った部分で彼らの共通点を見付けているようだ。 「彼らはプレイメーキングができる、という点が似通っている。ペイント内を守れてプレイメーキングもできるビッグマンは、そんなに多くない。今シーズン、バム(アデバヨ)はとても良いシーズンを送っている。今のヒートは、ここ5年ぐらいウォリアーズがやってきたのと同じようなバスケットボールをやっている。バムはスモールラインナップのセンターとして、ドレイモンドと同じような役割を担っている。そこが彼らの共通点だ」 今シーズン、アデバヨはヒートの先発パワーフォワードとして53試合に出場し、1試合平均16得点、10.4リバウンド、4.9アシストを記録中で、今年のNBAオールスターゲームにリザーブとして初選出された。 一方のグリーンは、今シーズンは40試合に出場し(全て先発)、1試合平均8.3得点、6.4リバウンド、6.2アシストを記録している。