2月11日(日本時間12日)、フォーブス誌がNBAに所属する各チームの資産価値を発表し、ニューヨーク・ニックスが5年連続でリーグで最も価値の高いチームとなったことが分かった。 毎年恒例となった格付けでは46億ドル(約5050億円)でトップに立ったニックスのあとを、44億ドル(約4830億円)を記録したロサンゼルス・レイカーズ、43億ドル(約4720億円)のゴールデンステイト・ウォリアーズが続く形となった。ちなみに昨年から最も価値が高まったチームは、今年21億ドル(約2300億円)で上昇率25%を記録したトロント・ラプターズ(総合ランク10位)だった。 同誌ではさらにNBAチームの平均資産価値は21億1000万ドル(約2320億円)になったとし、年間におけるその上昇率はNFLやMLBを超える14%(NFL:11%、MLB:8%)であったと発表。平均値で20億ドルを超えたのはNBA史上初めてのことであり、また2010年からの10年間で約6倍上昇するなど、国際展開に力を入れたNBAは、アメリカの4大スポーツリーグ(NBA、NFL、MLB、NHL)のなかで最も成長を見せたとも伝えている。 スター選手の怪我による視聴率低下、中国マーケットでの収益減少、そしてアメリカで最も市場の大きいニューヨークに籍を置くニックスの負け越しがほぼ確定(17勝37敗)するなど、ビジネス面においてNBAにはここ数カ月良いニュースがなかったが、それでも実際に行った調査ではバスケットボールビジネスが依然として好調であることが判明したと同誌は述べている。