NBAが来季サラリーキャップを予想額から下方修正か

1月31日(日本時間31日)、『ESPN』はNBAが2020-21シーズンにおけるサラリーキャップとタックスレベル(ラグジュアリータックスが科せられる年俸総額上限)の見積もりを各チームに通達したと報じた。またその額が予想を200万ドル下回るものであったことで、ラグジュアリータックスのペナルティに直面するチームに影響を与えるだろうとしている。 同報道によるとNBAが各チームに伝えたサラリーキャップは1億1500万ドル(約125億4000万円)で、タックスレベルは1億3900万ドル(約151億5600万円)とされている。これまではそれぞれ1億1600万ドル(約126億4900万円)、1億4100万ドル(約153億7500万円)になると予想されていたが、中国からの収益が減ったこともあり、想定していたほどの増額とはならなかったようだ。ちなみに今シーズンにおけるサラリーキャップは1億910万ドル(約118億9700万円)となっている。 新しいサラリーキャップとタックスレベルは、新シーズンの始まりとなる7月1日より適用される。 トップフリーエージェントが市場に参戦する2021-22シーズンを含む将来の見積もりは、4月に行われる理事会にて各オーナーに正式に伝えられるが、リーグ事務所は2月6日に設定されたトレードデッドラインに向け、各チームが正しい情報に基づいたロスターと財政に関する決断を下せるよう、先んじて今回の下方修正を通達したようだ。しかし『ESPN』が各チームの役員に話を聞いた限りでは、これにより各チームのアプローチは変わらないだろうとしている。 その一方でタックスレベルの下方修正は、多くのチームがサラリーキャップに余裕を持っていない現状から、シーズン終了後に迎える移籍市場に影響を与えるだろうと同報道は指摘している。

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