【12/29(日)ネッツ対ロケッツ】スターパワーのロケッツ vs チーム力のネッツ

日本時間12月29日(日)午前10時、イースタン・カンファレンス7位につけるブルックリン・ネッツが、ウェスタン・カンファレンス4位のヒューストン・ロケッツのホームに乗り込み対戦する。 ウェスト上位を走るロケッツ最大の魅力はなんといってもその攻撃力だ。平均38.1得点で得点ランキングトップを独走する“ヒゲ男”ジェームズ・ハーデンが牽引するオフェンスは、ペースの速い展開からリーグ3位のオフェンシブ・レイティング(113.8)を記録している。 チームの中心にいるのはハーデンで間違いないが、勝利のカギを握るのは今シーズンより加入し、チームのNo.2を務めるラッセル・ウェストブルックだろう。現在リーグで2人しか達成していない平均24得点、8リバウンド、7アシスト以上を記録するなど、ここまで持ち前の万能性を発揮しているウェストブルック。特に2桁アシストを記録した試合では、6勝1敗とチームが大きく勝ち越しているだけに、相手ディフェンスの注目がハーデンに集まる中、プレイメイカーとして積極的に味方のシュートチャンスをクリエイトすることが出来ればチームの勝利は大きく近づくはずだ。 一方のネッツは、カイリー・アービングが離脱して以降ディフェンス力が向上し、それが好結果につながっている。ストッパーと言えるような選手は少ないが、個々人がハードワークを怠らず、強度の高い激しい守備を展開。アービングが戦列を離れてからは、リーグ6位のディフェンシブ・レイティング(104.8)を記録するなど、堅守を武器に12勝7敗と勝ちを積み重ねている。オフェンスではスペンサー・ディンウィディーがアービングの代役として先発に回って以降、平均26.0得点と躍動。そのディンウィディーとリーグ3位のFG成功率(65.6%)を誇るジャレット・アレンによるピック&ロールは安定感があり、攻撃におけるチーム最大の武器になっているが、破壊力ではロケッツの二枚看板に到底及ばないため、やはりチーム一丸となった守備が機能するかが結果を大きく左右することになりそうだ。 ハーデンとウェストブルックのスターパワーが勝るのか。それともネッツのチーム力が上回るのか。長所を発揮し、果たして勝利を掴むのは?

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