現地17日の時点でアトランタ・ホークスは6勝22敗と苦しんでおり、イースタン・カンファレンスの最下位に沈んでいる。17日には、同じく低迷するニューヨーク・ニックスとの試合でも、守備の崩壊によって120-143と大敗を喫するなど、浮上のきっかけが見えてこない。 チームの主な話題と言えば2年目のエース、トレイ・ヤングの孤軍奮闘ぶり。そして、今シーズン限りでの引退を表明しているビンス・カーターの出場試合数記録くらいのものだ。 こうなると何かしらのテコ入れが必要と考えるのが自然だが、『ヤフー・スポーツ』のクリス・ヘインズ記者は、今シーズンが就任2年目となるロイド・ピアースHCの座は「現時点で安泰」と報じている。 ヘインズ記者は、ホークス首脳陣がピアースHCに引き続き指揮を託す理由として、ジョン・コリンズが薬物規定違反による25試合の出場停止処分から来週復帰できることを挙げる。 元々、今シーズンのホークスは、ここまで1試合平均28.3得点、8.5アシストを記録しているヤングに次ぐ存在として、3年目のコリンズに大きな期待を寄せていた。しかし、コリンズは開幕早々に薬物規定違反で離脱。チームとしてはヤングとコリンズの2枚看板の下、ピアースHCがどんな戦いを展開するのか見てから、彼の去就について判断したい意向のようだ。 ちなみにコリンズは欠場するまで、5試合に出場し1試合平均17得点、8.8リバウンドを記録していた。