現地16日、ダラス・マーベリックスが敵地に乗り込んでミルウォーキー・バックスと対戦。大黒柱のルカ・ドンチッチを欠く中、120対116で競り勝ち、バックスの連勝を18で止めた。これでマーベリックスは18勝8敗、バックスは24勝4敗となっている。 マーベリックスは第1クォーターに3ポイントシュート13本中7本を沈めると、守備でも奮闘しこのクォーターで36対22と先手を取る。しかし、第2クォーターではバックスが反撃。ベテランのカイル・コーバーが3ポイントシュート2本を含む8得点と存在感を見せ、前半はマーベリックスの3点リードと互角の展開で終えた。 第3クォーター、マーベリックスはこの12分間でわずか20失点とタフな守備で再び流れを掴むと、第4クォーターに入っても勢いもキープ。残り4分31秒には、セス・カリーの3ポイントシュートで15点のリードを奪った。 その後もマーベリックスの優位は続き、残り1分半にはデロン・ライトのレイアップで13点のリードを奪う。このまま楽に逃げ切るかと思われたが、バックスはこの日48得点を挙げたヤニス・アデトクンボによる豪快なインサイドアタックで次々と得点。試合残り5秒には3点差にまで詰め寄ってみせた。しかし反撃もそこまで。マーベリックスが辛くも逃げ切った。 この試合、マーベリックスはポルジンギスとカリーがそれぞれ26得点を記録。ボールハンドラーの役割を主に担ったジェイレン・ブランソンが13得点、11アシストを挙げた。 試合後、ポルジンギスは「NBAはクレイジーだ。基本的に全てのチームが、どんな相手からでも勝つことができる。俺たちはベストチームの1つになるという高い目標を掲げている。ハードに戦って、勝利を掴むことができた」と振り返った。 リック・カーライルHCは次のように選手たちの頑張りを賞賛した。「18連勝は、どれだけバックスが良いチームかを示している。しかし、どんなチームも全勝でシーズンを終えることはない。本当に集中してシンプルなゲームプランを遂行できれば、勝つチャンスはあると感じていた。全ての選手たちを称えたい。みんなが素晴らしい仕事をしてくれた。彼らを誇りに思うよ」