八村塁が前半で負傷退場も、ウィザーズは連敗ストップ

現地16日、ワシントン・ウィザーズの八村塁は、敵地でのデトロイト・ピストンズ戦に先発出場するも、前半終了間際のリバウンド争いで鼠径部を打撲し、途中退場した。そのまま後半はプレイせず、この試合は17分1秒出場、フィールドゴール4本中3本成功の7得点、2リバウンドで終えている。 なお、試合はブラッドリー・ビールが35得点、10アシストと大暴れしたウィザーズが、ブレイク・グリフィンとアンドレ・ドラモンドが欠場したピストンズに133対119で快勝。連敗を4で止め今シーズン8勝目(17敗)を挙げている。 試合後、ウィザーズのスコット・ブルックスHCはこう振り返る。「素晴らしい勝利だった。両チームとも故障者に急いで対応しないといけなかった。しかし、それでも私たちはパスをしっかり回し、ビッグショットを決めた。アイザイア・トーマスの復帰はチームの助けとなり、ビールは本来の調子に戻った。アドミラル・スコフィールドはここ数試合、ベンチから良い仕事をしてくれている。ハーフタイムでいくつかアジャストできたことが結果につながった」 指揮官が言及したように、現地3日以来の復帰となったトーマスは23得点、6アシストを記録。スコフィールドは9得点を挙げ、それぞれ勝利に貢献している。 また、ビールの1試合35得点以上は今シーズン6度目。これは他にリーグでジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)、トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)しか達成していない。さらに彼はこの試合でウィザーズ史上7人目の通算2,000アシストに到達している。

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