現地11月27日(日本時間28日)に対戦するワシントン・ウィザーズとフェニックス・サンズの注目マッチアップは、ブラッドリー・ビールとデビン・ブッカーのシューティングガード対決だ。 バトラーとハーデンの昨シーズン最後の対戦は、2019年3月27日(現地時間)だった。 キャリア5年目にして、すでに5人のヘッドコーチの下でプレイしてきたブッカーだったが、ついにモンティ・ウィリアムズHCという安定感のあるコーチに巡り合った。現在(現地25日時点)ブッカーは、平均24.8得点、3.7リバウンド、6.1アシストを記録しており、フィールドゴール(51.8%)と3ポイント(42.9%)の成功率ではともに自己最高の数字を維持している。好調なブッカーとサンズだが、ウィザーズに対しては苦手意識があるようだ。ビールはブッカー加入後のサンズ戦で平均33.1得点、5.0リバウンド、4.6アシストを記録し、チームを6勝1敗に導いている。 前回の直接対決時に50得点、10リバウンドと爆発したブッカーだが、ビールとのマッチアップでは現在2連敗中。対するビールは、現地24日のサクラメント・キングス戦で途切れるまで5試合連続で30得点以上を記録していた。試合は得点の取り合いになると予想されるが、リッキー・ルビオ(背中)、アーロン・ベインズ(臀部)といったキープレイヤーの出場が微妙なサンズが多少劣勢と言えるかもしれない。 ビールとブッカーの対戦データは以下の通り。 ブラッドリー・ビール:6勝1敗 33.1得点/5.0リバウンド/4.6アシスト デビン・ブッカー:1勝6敗 26.0得点/3.7リバウンド/4.4アシスト