スティーブ・カーHC「ケビン・デュラントを失ったことよりも、クレイ・トンプソンの怪我による欠場の方がダメージは大きい」

5年間に亘り王朝を築いていたゴールデンステイト・ウォリアーズは、今オフに大きく変化した。ケビン・デュラント、ショーン・リビングストン、デマーカス・カズンズ、アンドレ・イグダーラ、クイン・クックが去り、昨季プレイオフで大怪我を負ったクレイ・トンプソンも新シーズンは戦線離脱を余儀なくされている。 3度のNBA制覇に貢献した多くの主力選手を欠いたウォリアーズは今オフ、代わりに複数選手を獲得している。ウォリアーズは、デュラントのサイン&トレードによりディアンジェロ・ラッセルを獲得したほか、ウィリー・コーリー・ステイン、グレン・ロビンソン、アレック・バークスらとFAで契約を結び、3人のルーキーをドラフトした。さらに、主力のドレイモンド・グリーンと延長契約を結んでいる。 新シーズンのウォリアーズにとって、今オフに上記選手がチームを去ったことが与える影響以上にトンプソンの戦線離脱の方が大きなダメージとなると、スティーブ・カーHCは考えている。米スポーツメディア大手The Athleticsのジョー・バードン記者とのインタビューで、カーHCは以下の通り語った。 「トンプソンの戦線離脱は大きなダメージとなる。デュラント、イグダーラ、リビングストンを失ったことも明らかに大きな損失だが、トンプソンの欠場はそれ以上に痛いよ。攻守両面で大きな損失となってしまうからね」 カーHCは同インタビューで、トンプソンについてウォリアーズにとって不可欠な選手であるとも語っている。ウォリアーズにドラフトされ、ウォリアーズでスターへと開花したトンプソンは、リーグ屈指の3&Dプレイヤーであり、チームの成功に貢献した重要な選手の1人だ。このことからカー氏は、スーパースターのステフィン・カリーと上手くフィットし、カリーと相補的な関係にあったトンプソンが、MVP受賞や4度の得点王に輝いたデュラントよりも重要な存在であると考えているようだ。トンプソンが無事に怪我から復帰すれば、トンプソン、カリー、グリーンという長期間チームを支えてきた主力がまだ残っているウォリアーズは、まだ優勝が狙えるチームであるのではないだろうか。 スポヲタ:ビタラフ アドル

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