FIBAワールドカップ:リッキー・ルビオらの活躍によりスペイン代表が優勝

9月15日に行なわれたFIBAワールドカップ決勝は、スペイン代表が95-75でアルゼンチン代表に勝利した。スペイン代表のマルク・ガソル(トロント・ラプターズ)は、わずか3ヶ月の間にNBAとFIBAワールドカップの2つのタイトルを獲得したことになる。 スペイン代表は試合開始早々に14-2とリードを奪ったが、アルゼンチン代表はすかさず11-0のランで追随。しかし、その後はスペイン代表が試合の主導権を握り、第2Q(クォーター)序盤には最大17点差をつけ、第3Q序盤の12-0のランでリードを22点差に広げた。 両チームとも中・長距離のシュートが好調だったが、ペイント内ではスペイン代表が44-30と優位に立った。 6選手が二桁得点を記録したスペイン代表は、リッキー・ルビオ(フェニックス・サンズ)が20得点、ガソルが14得点、7リバウンド、7アシストという活躍を見せた。ガソルとルディ・フェルナンデスは、2006年の世界選手権での優勝も経験している。 ガソルは、同じ年にNBAとFIBAワールドカップの両方の優勝を経験した史上2人目の選手になった。過去にこの偉業を達成したのは、元ロサンゼルス・レイカーズのラマー・オドム(当時アメリカ代表/2010年)だけだ。 アルゼンチン代表では、ガブリエル・デックがチームハイの24得点を記録したが、今大会の最初の7試合で平均19.3得点を記録していたルイス・スコラ(元NBA選手)が8得点(フィールドゴール10本中1本成功)と苦戦した。 FIBAワールドカップ2019のオールスター5には、ルビオ、ガソル、スコラ、ボグダン・ボグダノビッチ(セルビア代表/サクラメント・キングス)、エバン・フォーニエ(フランス代表/オーランド・マジック)が選ばれた。大会MVPにはルビオが選ばれている。 今大会の結果により、各地域の上位でフィニッシュしたアルゼンチン、オーストラリア、フランス、イラン、ナイジェリア、スペイン、アメリカの7カ国が2020年の東京オリンピックへの出場を決めた。開催国の日本も出場する。 残り4カ国は、2020年の初夏に開催されるクオリファイング・トーナメントで決定する。

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