サンアントニオ・スパーズのエットーレ・メッシーナAC(アシスタントコーチ)が、スパーズを退団してイタリアのオリンピア・ミランの球団社長兼ヘッドコーチに就任したと、EUROHOOPS.NETが報じた。 2014年からスパーズのグレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)の下でアシスタントコーチをしていたメッシーナ氏には、今オフに色々なチームからのオファーが届いていた。メッシーナ氏は、スパーズのアシスタントコーチをする以前は、イタリア代表チームや、CSKAモスクワ、ヴィルタス・ボローニャ、レアル・マドリッド、ベネトン・トラビソといった名門チームのヘッドコーチを務め、数多くの栄冠を手にしていた。その間に、彼はユーロリーグで4度チャンピオンに輝き、最優秀監督賞を2度受賞し、イタリア・リーグでも4度優勝している。 スパーズのコーチ陣では、先週、アイメ・ウドカ氏(元スパーズAC)がフィラデルフィア・76ersのアシスタントコーチに就任したばかりだ。今回メッシーナ氏も去ったことにより、スパーズのポポビッチHCは今オフに2名のトップ・アシスタントを失ったことになる。来シーズンは、女性アシスタントコーチのベッキー・ハモンACと、ウィル・ハーディACがスパーズのアシスタントコーチのトップ2に昇格する見込みだ。