「自分が手助けできるチームに行きたい」 クリッパーズのPJ・タッカーが自身の役割に不満か

直近6戦で5勝をマークするなど調子を上げているロサンゼルス・クリッパーズだが、PJ・タッカーは自身の役割に不満を抱いているようだ。ルーキーのコービー・ブラウンが出場機会を伸ばしている一方で、タッカーは6試合連続でコートに立てていない。そうした状況から、タッカーがトレードに前向きであると報じられており、他チームもタッカーの状況をチェックしているというのだ。 そんななか、タッカーが『Clutch Points』のインタビューで上記の件について答えている。 「今このチームでの自分の役割はない。プレイしていない。ラインナップから外れているんだ。でも、ここであろうとどこか他の場所であろうと、チームが勝つために自分がまだ貢献できるのは明らかだと思う。自分の価値、自分に何ができるかは分かっている。自分が手助けできるような、いいチームに行きたいね」 38歳のタッカーは今季3ポイント成功率が27.3%に落ち込んでおり、ディフェンダーとしても往時のタフさが見られないと評する声もある。そんななかで、チームが好調となればクリッパーズのフロントもタッカーのトレードに前向きになるだろう。 ネックとなるのはタッカーの契約だ。今季は1100万ドル、来季は1140万ドルのプレイヤーオプションが残っている。クリッパーズの構想外となりつつある経験豊富なベテランフォワードの獲得に、興味を示すチームは果たして現れるか。

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