ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードは、マイアミ・ヒートへの移籍を望んでいるとされている。そんななか、ポッドキャスト番組『It Is What It Is』に出演した際に自身の地元であるゴールデンステイト・ウォリアーズへの移籍について問われたものの、その意思はまったくないことを明かしている。 「彼らがこの8~9年の間に成し遂げたことをリスペクトしているし、自分の地元でもある(リラードはカリフォルニア州オークランド出身)。自分のホームだ。だけど、ウォリアーズの一員にはなれない。彼らは4度優勝した。自分がただ優勝するだけのために(ウォリアーズに)加入するように見えるかい? 彼らにはレブロン(ジェームズ/ロサンゼルス・レイカーズ)に次ぐ、この時代の最高の選手が、自分と同じポジションにいる。だから自分がウォリアーズに行くなんて意味ないよ。だったら行かずに負けている方がいいね」 ウォリアーズがクリス・ポールを加える前には、リラードがウォリアーズ行きに興味を示していると報じるメディアもあった。さらにリラードが移籍を望んでいるのは優勝のためと言われているが、すでにその目標を成し遂げているチームに加わるのは違うと感じているようだ。2016年にケビン・デュラント(現フェニックス・サンズ)が前シーズンに73勝を挙げたウォリアーズに加わったことに関しても、「自分だったら移籍はしなかった」と語っている。 自らの力で優勝を掴み取りたいという意志の強さを感じさせるが、ヒートへのトレードは未だ動きが見られない。トレーニングキャンプ開始までに交渉がまとまるのか注目だ。