日本時間5月23日(現地22日)、カーメロ・アンソニーが自身のSNSで現役引退を発表した。アンソニーは、2003年のドラフト1巡目全体3位でデンバー・ナゲッツに指名されNBA入り。以降、ナゲッツ、ニューヨーク・ニックス、オクラホマシティ・サンダー、ヒューストン・ロケッツ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、ロサンゼルス・レイカーズでプレイ。今季はこれまで1試合も出場していなかった。 アンソニーはSNSにアップした動画内で、「今こそ別れを告げる時だ……自分に目的と誇りを与えてくれたゲームに」とコメントしている。 キャリア通算で挙げた2万8289点は歴代9位の記録である。さらに、10度のオールスター選出、6度のオールNBAチーム入り、得点王(2012-13シーズン:平均28.7点)、アメリカ代表として4度オリンピックに出場し、そのうち3大会で優勝(2008年北京、2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロ)など、数々の栄光を残している。NBAでは19シーズンで1260試合に出場し、平均22.5点、6.2リバウンド、2.7アシストをマークした。 アンソニーの引退発表に、NBAや選手、各チームがSNSで反応。アンソニーが昨季在籍したレイカーズは、同期で友人のレブロン・ジェームズ、アメリカ代表でともに戦ったアンソニー・デイビス、アンソニーに憧れていたという八村塁と3人のメッセージ動画を投稿している。