ロサンゼルス・レイカーズは今季、2勝10敗の苦しいスタートを切りながらウエストの第7シードを獲得し、カンファレンス決勝まで駒を進めている。オフにはオースティン・リーブスと八村塁が制限付きフリーエージェント(FA)になるなか、チームは両者を引き留めるつもりだと、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が伝えている。 レイカーズは今年1月にワシントン・ウィザーズとのトレードで八村を獲得。2月にはラッセル・ウェストブルック(現ロサンゼルス・レイカーズ)をトレードで放出し、大きく舵を切った。 八村はレイカーズ加入後、レギュラーシーズン33試合に出場(うち先発9試合)して平均9.6得点、4.7リバウンドを記録。プレイオフでもメンフィス・グリズリーズとの1回戦で平均14.5得点、デンバー・ナゲッツとのカンファレンス決勝でも最初の2試合で平均19.0得点を挙げている。 また、2021年にドラフト外でレイカーズ入りしたリーブスも2年目の今季は、レギュラーシーズン64試合に出場して(うち先発22試合)自己ベストの平均13.0得点、フィールドゴール成功率52.9%、3ポイント成功率39.8%、3.4アシスト。プレイオフに入るとスタメンの座を掴み、平均16.4得点、4.4リバウンド、4.6アシストと好調をキープしている。 貴重な戦力となっているリーブスと八村は、今オフに制限付きFAとなる。特に、リーブスは4年総額5000万ドル(約69億円)以上のオファーを受ける可能性も報道されているが、ウォジナロウスキー記者は自身のポッドキャスト『The Woi Pod』で「レイカーズが2人にマッチしないシナリオは考えられない」と主張していた。