マイク・ブーデンホルザー前HC(ヘッドコーチ)の後任を探しているミルウォーキー・バックスは、ゴールデンステイト・ウォリアーズのケニー・アトキンソンAC(アシスタントコーチ)を候補の1人と考えているようだ。バックスはウォリアーズからアトキンソンACに交渉する許可を得たという。 そのほかバックスが持つ候補者のリストには、自分たちのACでもあるチャールズ・リー、シャーロット・ホーネッツでHCを務めた経験のあるジェームズ・ボレゴも含まれているようだ。 アトキンソンACは昨年春にホーネッツのHC就任を受諾したものの、その後撤回。ウォリアーズで2シーズン目のACを務めている。過去にブルックリン・ネッツで指揮を執った経験があり、2019-20シーズンにチームを離れるまで118勝190敗という戦績を残した。ボレゴは4シーズンにわたってホーネッツを指揮し、138勝163敗を記録している。 昨夏にダービン・ハムがロサンゼルス・レイカーズのHCに就任して以降、バックスでトップアシスタントを務めていたリーACは、デトロイト・ピストンズHCの最終選考に残った3人のうちの1人であり、トロント・ラプターズでHC職の面談も受けたことが報じられている。 今季はプレイオフ1回戦で敗れてしまったバックスだが、ヤニス・アデトクンボを中心にリーグ有数の戦力は揃っている。2021年以来の頂点を目指すべく、フロントが誰にチームの指揮を任せるのか注目だ。