レブロン・ジェームズが勝率5割以上確定に言及「ADに言ったんだ。信じられるか?って」

ロサンゼルス・レイカーズは日本時間4月8日(現地7日)、ホームで行われたフェニックス・サンズ戦に121-107で勝利し、今季42勝目を挙げて1試合を残して勝ち越しを決めた。大黒柱のレブロン・ジェームズは、苦難のスタートからのシーズンについて振り返っている。『ESPN』のデイブ・マクマナマン記者が伝えた。 すでにプレイオフ進出を決めているサンズと対戦したレイカーズは、ディアンジェロ・ラッセルがチームトップの24得点、オースティン・リーブスが22得点、ジェームズが16得点、アンソニー・デイビスが14得点、21リバウンドを記録。今季42勝目を挙げ、レギュラーシーズン勝率5割以上が確定した。 2勝10敗以下のスタートで最終的に勝率5割以上を記録したのは、NBA史上6回目(シカゴ・ブルズが1976-77シーズンと2004-05シーズン、ニュージャージー・ネッツが1981-82シーズンと2004-05シーズン、シアトル・スーパーソニックスgは1977-78年に記録)だという。 ジェームズは「0勝5敗、2勝5敗、2勝10敗というスタートだった」と序盤戦に2度の5連敗があったことを振り返りつつ、当時は自分たちでもここまで巻き返せると思っていなかったようだ。 「AD(デイビスの愛称)に言ったんだ。『今シーズンを勝率5割で終えられるなんて信じられるか?』って。まだ試合を残して勝率5割以上と確定したのはすごくクールだ」 シーズン途中にラッセル・ウェストブルック(現ロサンゼルス・クリッパーズ)を放出したレイカーズは、1試合を残してウェスタン・カンファレンス7位で、プレイオフにストレートインできる6位クリッパーズと0.5ゲーム差。ダービン・ハムHC(ヘッドコーチ)は「逆境を乗り越え、正しいピースを見つけようとして前進できたことを嬉しく思う。我々の仕事はまだ決して終わっていない。短期間で誇れることがたくさんあるけど、長い目で見れば、もっとやるべきことがある」と語っており、最後まで気を抜かない覚悟だ。

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