レイカーズはラッセル・ウェストブルックをトレードすべき? 米メディアでも意見が真っ二つ

ロサンゼルス・レイカーズのラッセル・ウェストブルックはプレイヤーオプションで残留して迎えた今季、開幕直後にスタメンからシックスマンへ転向し、まずまずの成績を残している。しかし、34歳の年齢、4700万ドル(約64億2000万円)の高額年俸を踏まえると、チーム事情を圧迫している存在を捉える声も多く、米メディアはトレードすべきだと強調している。 ウェストブルックは2021年夏にワシントン・ウィザーズから電撃トレードで加入したが、昨季は平均18.5得点、7.4リバウンド、7.1アシストと成績を落とし、カンファレンス11位(33勝49敗)でプレイオフ進出を逃す戦犯に挙げられてしまった。 オフにプレイヤーオプションとなって去就が注目されたなか、権利を行使してレイカーズに残留。スターターでシーズンをスタートしたが、直後にダービン・ハム新ヘッドコーチ(HC)はシックスマン起用への切り替えを決断し、ウェストブルックはここまで23試合に出場(先発は3試合)して、キャリアワーストの平均14.7得点、ワースト2番目のフィールドゴール成功率40.6%、3ポイント成功率30.0%、5.4リバウンド、7.3アシストという成績になっている。 ウェストブルックがベンチスタートの20試合は勝率5割を記録しているレイカーズ。復調の気配を見せつつあるチームだが、トレードの噂は昨季からずっと絶えないままだ。『CBSスポーツ』のサム・クイン記者は、「レイカーズが戦うつもりなら、ウェストブルックの活躍にかかわらずトレードする必要がある」と主張。『Bleacher Report』のザック・バックリー記者も、ウェストブルックと27年のドラフト1巡目指名権を駒に、オーランド・マジックからゲイリー・ハリス、テレンス・ロス、RJ・ハンプトン、ジョナサン・アイザックを獲得する案を推奨している。 一方、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は「彼ら(レイカーズ)の戦略は変わらない。自分たちの持っている2027、29年のドラフト1巡目指名権の価値を知っている。オールスターレベルのプレイヤーを交換で手にできない限りは、それを放出しないだろう」と、希望するレベルの見返りが得られなければ、レイカーズはトレードには踏み切らないつもりだとレポートしている。 レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ウェストブルックのビッグ3を擁しながら、ウェスタン・カンファレンス13位(10勝14敗)とプレイオフ圏内には手が届いていないレイカーズ。果たして、シーズン中にテコ入れに動くことはあるのだろうか。

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