ロサンゼルス・レイカーズは日本時間10月31日(現地30日)のデンバー・ナゲッツ戦に勝利し、6試合目にしてついに今季初勝利を手にした。11月3日(同2日)には4勝2敗と好調のニューオーリンズ・ペリカンズをホームに迎え撃つが、ダービン・ハムHC(ヘッドコーチ)はチームに手応えを感じているようだ。 ハムHCは、「私の仕事はチームをより良くし続ける方法を見つけること。毎晩何でもすることに誇りを持っている。チームにもそれを浸透させていきたいんだ」とコメントしている。 勝利こそ取りこぼしていたレイカーズだが、100ポゼッションあたりの失点はリーグ上位の104.7とディフェンスは奮闘していた。オフェンス面の不調が響いた格好だが、ラッセル・ウェストブルックのシックスマン起用などで改善の兆しも見えてきている。また、ホームゲームが3試合続くスケジュールもチームに味方するだろう。 「私が最初に手を加えたかったのはディフェンスだった。なぜなら、競争力を示す最善の方法だからだ。ここまでは本当に厳しいスケジュールだったと思うが、ディフェンスには満足している。本当によく守っていた」 2日(同1日)の練習には、2009年、2010年の連覇に貢献したレイカーズOBで、スペイン代表としても長らく活躍したパウ・ガソルを招き、選手たちへメッセージを送ってもらったという。初勝利を手にした勢いそのままに、今季初の連勝を飾れるか。