ネッツのスティーブ・ナッシュHCがチームを離れることに　後任は前セルティックスHCのイメイ・ユドカか

日本時間11月2日（現地1日）、ブルックリン・ネッツはスティーブ・ナッシュHC（ヘッドコーチ）がチームを離れることで双方合意に至ったことを発表した。後任については近いうちに発表するとしている。 ショーン・マークスGM（ジェネラルマネージャー）は、「我々はスティーブが過去2シーズン以上にわたりこのフランチャイズにもたらしてくれた、すべてのことに感謝したい。ヘッドコーチに就任して以降、スティーブは多くの試練に直面したが、彼のリーダーシップ、忍耐強さ、謙虚さには心から感謝している。今回の決断は非常に難しいものだったが、今シーズン序盤の戦況を鑑みた結果、今はコーチの交代が必要だということで認識が一致した」と声明を発表している。 今季ネッツはケビン・デュラント、カイリー・アービングが健在だったがセス・カリーやジョー・ハリスなど怪我人も多く、開幕からの7試合で2勝5敗とスタートダッシュに失敗していた。 その後、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、ネッツは昨季までボストン・セルティックスを率いたイメイ・ユドカ前HCとの契約を決定しており、明日にも正式合意に達する見込みであるとレポートしている。ユドカ前HCはトレーニングキャンプ前にチーム内の女性スタッフとの不適切な関係があったとされ、1シーズンの職務停止処分を受けていた。 なお、セルティックスはユドカがネッツ入りする前に話し合いを行なっているというが、見返りは求めていないようだ。 プライベートなトラブルでコーチ職と信頼を失ったユドカだが、昨季はセルティックスをNBAファイナルへ導いた実績がある。苦しむチームを救い、信頼回復の第一歩とすることができるか。

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