日本時間8月29日(現地28日)、ブルックリン・ネッツは渡邊雄太との契約を発表した。チームは契約内容の詳細を明かしていないが、『HoopsHype』はノンギャランティーの1年契約と報じている。 27歳の渡邊は2018-19シーズンからは2シーズンはメンフィス・グリズリーズ、2020-21シーズンから昨季まではトロント・ラプターズでプレイした。キャリア通算で121試合に出場し、平均12.0分で3.8点、2.5リバウンド、FG成功率40.9%、3ポイント成功率35.2%、フリースロー成功率66.7%をマークしている。なお、2018年のサマーリーグではネッツの一員としてプレイしていた。 ネッツにはケビン・デュラント、カイリー・アービング、ベン・シモンズといったオールスター選手らが在籍している。今オフはデュラントがトレードを希望しているとの情報もあったが、先日ショーン・マークスGM(ジェネラルマネージャー)は、「ブルックリンにチャンピオンシップをもたらすという1つの目標に向かって、バスケットボールにフォーカスしていきます」との声明を発表し一件落着。イースト7位に沈んだ昨季のリベンジを期すチームで、渡邊は存在感を発揮できるか注目だ。 なお、ネッツは2022ー23シーズンに八村塁が所属するワシントン・ウィザーズと4度対戦予定だ。11月5日(同4日/アウェイ)、12月1日(同11月30日/ホーム)、12月13日(同11日/アウェイ)、2月5日(同4日/ホーム)と、年内に3試合が組まれている。