トレーニングキャンプ開始まで約1か月と迫るなか、カーメロ・アンソニーの所属先が未だ決まらずにいる。昨季は親友レブロン・ジェームズが在籍するロサンゼルス・レイカーズに入団し、69試合で平均13.3点を挙げたものの、再契約の話は聞こえてこない。 そんななか、アンソニーは古巣であるニューヨーク・ニックス入りを望んでいるとの情報がある。『Bleacher Report』に寄稿するジェイク・フィッシャー記者がポッドキャスト番組で、「カーメロが古巣復帰に興味があると聞いた」と発言したのだ。ただし、「ニックス側に興味があるかは分からない」とも付け加えており、すぐに契約がまとまるという温度感ではないことを示唆している。 38歳のアンソニーは近年2ndユニットの得点源として活躍。昨季は3ポイントとフリースローを考慮したシュート成功率を示すトゥルーシューティング%で、キャリアハイの57.9%を記録してみせた。今オフはドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)が絡んだトレード話が多くフィーチャーされるニックスだが、かつてチームを支えたエースを再び迎え入れることはあるだろうか。