ロケッツとサンズの間でトレードが成立!!

今オフのフリーエージェントで2人の重要なローテーション選手を失ったヒューストン・ロケッツが、昨シーズンと同等の戦力を確保するためのトレードを敢行した。 ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者とHouston Chronicleのジョナサン・フィージェン記者によると、ロケッツはベテラン・フォワードのライアン・アンダーソンと若手ガードのディアンソニー・メルトンをフェニックス・サンズにトレードし、その見返りとしてサンズからブランドン・ナイトとマーキーズ・クリスを獲得したようだ。このトレードについて、フィージェン記者は以下のようにリポートしている。 「カーメロ・アンソニーがチームに加わった関係で、ライアン・アンダーソンはチームのローテーションから外れることが確実となった。そこでロケッツは、アンダーソンをサンズに放出し、サンズから若手フォワードのマーキス・クリスとポイントガードのブランドン・ナイトを獲得するトレードを決行した。2016-17シーズンのアンダーソンは、自慢の長距離シュートを活かし、マイク・ダントーニHCのオフェンス戦略の中で存分に力を発揮した。しかし、ロケッツ移籍2年目の昨シーズンになると、彼は思ったように活躍できず、先発の座をPJ・タッカーに奪われることとなった。昨シーズン彼が苦しんだ原因は、今年のウェスタン・カンファレンス・ファイナルの対ゴールデンステイト・ウォリアーズ戦を見れば明らかだ。スイッチを基本戦略とするロケッツのディフェンスに対し、ウォリアーズは完全にアンダーソンのディフェンスを餌食としていたのだ。また、ロケッツはアンダーソンをパワーフォワードとして起用する考えだったが、そのせいでアンダーソンの出場時間が減ったのも確かだ。」 2018年のNBAドラフト8位でサンズに入団したクリスは、プロ入り2年目の昨シーズン、リーグ最低勝率だったサンズで先発の座を失うなど、非常に残念な1年を送った。彼はルーキーの年に1試合平均9.2得点を記録したが、2年目は1試合平均7.7得点へと成績を落としている。 ナイトは、前十字靭帯の手術をしたため、2017-18シーズンはプレーしていない。 アンダーソンはキャリア通算で38.2%というスリーポイントシュート成功率を誇っている。サンズで若手ガードのデビン・ブッカーとドラ1のディアンドレ・エイトンと共にプレーすることで、彼の長距離砲の脅威は更に増すはずだ。 サンズのライアン・マクドノーGM(ゼネラルマネージャー)は、アンダーソン獲得を歓迎する以下のようなコメントを発表している。 「我々はライアン・アンダーソンとディアンソニー・メルトンを獲得できたことに興奮している。ライアンはリーグでも屈指のシューターであることを既に証明している。彼は、サンズのオフェンス・システムに間違いなくフィットするだろう。ディアンソニーは才能溢れる若手ガードだ。彼は、ドラフト前のワークアウトとNBAサマーリーグで非常に良い活躍をしていた。」

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