日本時間5月13日(現地12日)に行なわれたマイアミ・ヒートとフィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)のカンファレンス準決勝第6戦は、99-90でヒートが勝利した。これでヒートは、直近3年間で2度目のカンファレンス決勝進出を決めている。 ヒートを牽引したのはジミー・バトラーだ。前半こそフィールドゴールが3/10と精彩を欠いたものの、第3クォーターだけで14点。試合トータルでもゲームハイの32点をマークするなど、エースにふさわしい活躍を披露した。 そのほかヒートでは、マックス・ストゥルースが20点、11リバウンド、5アシスト、PJ・タッカーが12点、9リバウンド、バム・アデバヨが10点、8リバウンド、2スティール、タイラー・ヒーローが10点、3リバウンドを記録した。 シクサーズはジョエル・エンビードが20点、12リバウンドをマークしたが、FG成功率は29.2%(7/24)と精彩を欠いた。ジェームズ・ハーデンもFG試投数が9本にとどまり、11点、9アシスト。そのほか、タイリース・マクシーが20点、トバイアス・ハリスが14点、8リバウンドを挙げている。 ヒートはボストン・セルティックスとミルウォーキー・バックスの勝者とカンファレンス決勝を戦う。現在このシリーズはバックスが3勝2敗でリードしており、14日(同13日)に第6戦が行なわれる予定だ。 なお、ヒートはプレイオフでは過去2年連続でバックスと対戦しており、2020年はカンファレンス準決勝でヒートが、2021年は1回戦でバックスがそれぞれ勝利している。