レブロン・ジェームズの「ドアは閉ざされていない」発言に元同僚パーキンスが同調「クリーブランドに戻っても腹は立てない」

ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、オールスターの練習時のインタビュー取材で、地元であり古巣のクリーブランド・キャバリアーズへの“帰還”について「ドアは閉ざされていない」と言及したことが話題となった。元同僚で、NBAアナリストのケンドリック・パーキンスは、選択肢の一つとして賛同する構えを見せている。 ジェームズとレイカーズの契約は2022-23シーズン終了後に切れる予定で、自身の現役最終年に、最短で2024年にNBA入りが可能となる息子ブロニーと同じチームでプレイするという夢を明かしたのは記憶に新しい。 『The Athletic』のジェイソン・ロイド記者からキャバリアーズ復帰の可能性ついて問われたジェームズは、「ドアは閉ざされていない」と語った。その後、「(キャバリアーズに)戻ってきてプレイするとは言ってない。自分の将来がどうなるか分からない。いつ自由になるかさえ分からないんだ」と言葉を続けており、将来的なキャバリアーズへの復帰を確約している訳ではないが、可能性がゼロでもないという状況だ。 2014-15シーズン、17-18シーズンにキャバリアーズで同僚だったパーキンスは、『ESPN』の番組『Get Up』に出演した際、ジェームズの発言に関して見解を述べた。 「レブロン・ジェームズがクリーブランドに戻っても腹を立てることはないだろう。クリーブランドは(今季好調で)見た目こそ非常にいいが、本質がない。もし彼がクリーブランドに戻り、ダリアス・ガーランド、ジャレット・アレン、エバン・モーブリーと融合して、オハイオ州に別のチャンピオンシップをもたらしたとしたら、それは彼のレガシーにどんな影響があると思う? レブロン・ジェームズは時代を先取りしている。彼が『ドアは閉ざされていない』と言ったら、ドアは広く開かれていると俺は信じている」 ジェームズは2003年のドラフトで入団してからキャバリアーズで7シーズンを過ごし、2010年夏にフリーエージェントでマイアミ・ヒートへ電撃移籍したが、クリーブランドのファンから“裏切り者”扱いされ、ジェームズのユニフォームを燃やす者もいた。その後、14年に復帰し、16年にはフランチャイズ初のリーグ優勝をもたらしたことは感動を呼んだように、“キング”の一挙手一投足には常に注目が集まる。果たして、ジェームズが自身3度目となるキャバリアーズ所属になることはあるのだろうか。

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