ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、オールスターの練習時のインタビュー取材で、地元であり古巣のクリーブランド・キャバリアーズへの“帰還”について言及した。ジェームズとレイカーズの契約は2022-23シーズンに切れる予定であるのに加え、自身の現役最終年に、最短で2024年にNBA入りが可能となる息子ブロニーと同じチームでプレイするという夢を明かしたのは記憶に新しい。 「ブロニーがどこにいても自分は同じ場所にいる。お金は関係ない」と語るなど、息子がいるチームに行くためならあらゆる手段を講ずる覚悟があるジェームズ。その場所が古巣キャバリアーズであっても何ら不思議ではない。『The Athletic』のジェイソン・ロイド記者からキャバリアーズ復帰の可能性ついて問われたジェームズは、「ドアは閉ざされていない」と語った。 無論、将来的なキャバリアーズへの復帰を確約している訳ではない。すべてはブロニー次第であり、極端な話、どのチームでも可能性があるという状態なのだ。ジェームズも、「(キャバリアーズに)戻ってきてプレイするとは言ってない。自分の将来がどうなるか分からない。いつ自由になるかさえ分からないんだ」と念押ししている。 来年の夏に現在の契約が切れるタイミングはもちろん、その翌年にブロニーがNBA入りした場合には、2年連続でジェームズがFAマーケットで最も注目を集める存在となりそうだ。