ジェイソン・テイタムが昨季オールNBA入りを逃して3000万ドルの“収入減”に言及「モンスターイヤーを過ごした自負がある」

ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムは、NBA入り時に結んだ「ルーキースケール契約」が終わり、2021-22シーズンは2810万ドル(約32億3000万円)の高額年俸を受け取っている。しかし、昨季オールNBA入りできず、3000万ドル(約34億5000万円)を手にする機会を逃したという。 2017年のドラフト全体3位指名でセルティックスに入団したテイタムは、ルーキーイヤーからレギュラーに定着。3年目の19-20シーズンには平均20得点以上をマークし、オールスター出場、オールNBA3rdチーム入りも果たした。 2020年11月には、セルティックスと5年最大1億9500万ドル(約224億円)で契約延長に合意。20-21シーズンは64試合で自己ベストの平均26.4得点、7.4リバウンド、4.3アシストの好成績を残したが、オールNBA入りは叶わなかった。 オールNBA入りにより、サラリーキャップの30%に相当する上限額で契約できる「ローズ・ルール」の適用となっていたが、そのチャンスを逃し、契約延長の総額に最大額から約3000万ドルの差が生じる形となった。 テイタムは元NBA選手のJJ・レディックがホストを務めるポッドキャスト『The Old Man and the Three』に出演した際、自身の見解を述べている。 「そういう状況で、頭を悩ませることはたくさんあった。『ジェイソンはオールNBA入りを果たせず、3000万ドルを失った』という見出しが出たとして、誰も僕に悪いイメージは持たないだろう。それでもまだ、1億7500万ドル(約201億円)を手にした。お金を巡って誰かが嫌な思いをするのは、僕も望んでいない。ライフスタイルも変わっていないよ」 「誰かの3000万ドルを左右する事実は変えないといけないと思う。メディアの有権者には、投票に関する基準は設定されていないからね。多くのものが対象になりすぎている。例えば昨季、僕は平均26得点、7リバウンド、4アシストだった。モンスターイヤーを過ごした自負がある。第7シードで、勝率5割を上回った。それでもMVP候補ではない。でも一方で、平均19得点、10リバウンド、平均19得点、10リバウンド、4アシストの選手がテレビで扱われ、モンスターシーズンを過ごしていると言われている。母親には、たぶん僕は平均30得点以上、第2シード以上じゃないと認めてもらえないんだろう、と言ったよ」 テイタムは決してオールNBA入りを逃したことで3000万ドルを“失った”とは考えていないことを強調したが、自身が過小評価されているという感覚は少なからずあるようだ。

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