日本時間2月13日(現地12日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンはホームのチェイス・センターで行なわれたロサンゼルス・レイカーズ戦で、シーズンハイとなる33点をマークして勝利に貢献した。とりわけ第4クォーターでは16点を叩き出すなど、圧巻の働きだった。試合後のトンプソンのコメントを、現地複数メディアが紹介している。 「この感覚は数年ぶりだ。このリーグで30点を挙げるのは決して容易なことではないからね」 11日(同10日)のニューヨーク・ニックス戦では同点ショットを決められなかったトンプソンにとって、この試合に懸ける思いはひとしおだったはずだ。さらに、相手がレイカーズであったことも、さらにやる気を駆り立てる材料になったという。 「レイカーズ戦はいつもワクワクする。自分の人生で思い出に残っているのは、高校時代に(元レイカーズの選手で現在は試合中継に出演する)父と一緒に、ブースに座って父が試合を中継する姿を見ていたことだ。コービー(ブライアント)のプレイも観ていた。故郷のチームを相手にプレイするのはいつだって最高さ」 出場時間の制限も徐々に少なくなり、ステフィン・カリーも「完全復帰まではまだ早いかもしれないけど、毎晩、正しい方向へ一歩ずつ進んでいる」とコメント。着実に前進し続けている相棒を頼もしく思っているようだ。 それでも「まだ満足していない」とトンプソンは語る。終盤戦に向け、さらにペースを上げてくるに違いない。