リーグ最高勝率のサンズ、ディアンドレ・エイトンとドマンタス・サボニスの交換トレードを模索していたことが発覚

リーグ最高勝率(45勝10敗)を記録するフェニックス・サンズは、日本時間2月11日(現地10日)にウィザーズからアーロン・ホリデー、インディアナ・ペイサーズからトーリー・クレイグをトレードで獲得していた。トレード市場閉幕前には、ドマンタス・サボニスの獲得にも水面下で動きを見せていたという。 トレードデッドライン当日には、ジェームズ・ハーデン(ブルックリン・ネッツ→フィラデルフィア・76ers)やクリスタプス・ポルジンギス(ダラス・マーベリックス→ワシントン・ウィザーズ)など多くの動きがあった。 その前にもCJ・マッカラム(ポートランド・トレイルブレイザーズ→ニューオーリンズ・ペリカンズ)、サボニス(ペイサーズ→サクラメント・キングス)という実力者のトレードも成立。そのなかで、『ESPN』のザック・ロウ記者によれば、サンズは「非公式」ながらサボニスとディアンドレ・エイトンのトレードについて話し合っていたという オールスター出場2回を誇る25歳のサボニスは、今季ペイサーズで平均18.9得点、12.1リバウンド、5.0アシストを記録するなど、万能ビッグマンとして知られる。一方、23歳のエイトンは4年目の今季、21試合を欠場しながらも、平均16.4得点、10.3リバウンド、フィールドゴール成功率64.3%の好成績を残している。 サンズは悲願の初優勝を狙える勢いを見せているが、このトレードは目の前のタイトル獲得ではなく、今後のチーム作りを見据えてのプランだったようだ。ロウ記者は、「現在よりも未来を見据えていた可能性がある。ただ、どちらのチームからも正式なオファーはなかった」とレポートしている。 サボニスは結局、タイリース・ハリバートン、バディ・ヒールドらとのトレードでキングス移籍となった。サンズにとっては、エイトンを手元に残した決断が正しかったか、ポストシーズンで真価が問われることになりそうだ。

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