かつてデンバー・ナゲッツなどで活躍した元NBA選手のタイ・ローソンが、スペインで逮捕されたようだ。スペインの通信社『EFE』によると、ローソンはイタリア料理店の客にグラスを投げ付けて怪我を負わせたという。被害者は「有名なバスケットボール選手」と警察に通報しており、その日の遅くに別の場所で口論を起こしていたローソンが逮捕されたというのだ。なお、ローソンはレストランに行く前、空港でもマスク着用を巡って空港の職員と騒ぎを起こしていたと報じられている。 ローソンはNBA在籍中からたびたびトラブルを起こしており、スピード違反や飲酒運転、DVなどで逮捕された経験がある。 名門ノースカロライナ大出身のローソンは、2009年にドラフト1巡目18位でミネソタ・ティンバーウルブズに指名されてNBA入り。直後にナゲッツへトレードされると、計6シーズンにわたってプレイした。その後ヒューストン・ロケッツ、インディアナ・ペイサーズ、サクラメント・キングスと渡り歩き、中国、ギリシャでもプレイ。34歳となった現在はチュニジアで現役を続けていた。 NBAでは通算551試合に出場し、平均12.7点、2.7リバウンド、6.0アシストをマークしている。