クリーブランド・キャバリアーズがインディアナ・ペイサーズのキャリス・ルバートを獲得するトレードに合意したと、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者がレポートしている。 このトレードでペイサーズは、リッキー・ルビオ、2022年のドラフト1巡目指名権、ヒューストン・ロケッツが所有する同年の2巡目指名権、ユタ・ジャズが所有する2027年の2巡目指名権を受け取るという。また、キャバリアーズはルバートのほか、マイアミ・ヒートが所有する2022年のドラフト2巡目指名権も受け取るようだ。 27歳のルバートはペイサーズ在籍2年目の今季、平均18.7点、3.8リバウンド、4.4アシストを記録。5日(同4日)のシカゴ・ブルズ戦では42点をマークしている。32勝21敗でイース4位につけるキャバリアーズは、12月に左膝前十字靭帯断裂により今季絶望となったルビオに代えてスコアラーを迎え入れることにより、さらなる上位進出を狙う。また、ルバートは来季が契約最終年となるが、キャバリアーズは今季終了後に長期契約を結びたいと考えているようだ。 なお、7日(同6日)に奇しくもペイサーズとキャバリアーズの直接対決が行なわれる。ルバートには、リック・カーライルHC(ヘッドコーチ)がこの日の午後にトレードについて伝えたと報じられている。 ペイサーズは以前より再建が噂されており、マイルズ・ターナーやドマンタス・サボニスも放出する可能性があると言われていた。