ウィザーズのカイル・クーズマが語る好調の要因「このリーグではフィット感とチャンスがすべて」

ワシントン・ウィザーズのカイル・クーズマは、ロサンゼルス・レイカーズから移籍した新天地で存在感を示している。エースのブラッドリー・ビールが新型コロナウイルスのヘルス&セーフティプロトコルに入っている状況下で、最も頼りになる男は自信に満ち溢れている。『WashingtonWizards.com』のジャクソン・フィーリョ記者が伝えた。 2017年のドラフト全体27位指名でNBA入りしたクーズマはトレードを経て、レイカーズでプロキャリアをスタート。ルーキーイヤーに平均16.1得点を挙げると、2年目の2018-19シーズンには平均18.7得点の成績を残した。しかし、その後はアンソニー・デイビスが加入したこともあって定位置を確保できず、2年間伸び悩んだなかで、今季開幕前にラッセル・ウェストブルックの大型トレードに絡んでウィザーズの一員となった。 今季は出場した40試合すべてでスタメンを務め、平均15.7得点、8.7リバウンド、3.0アシストをマーク。日本時間1月13日(現地)のオーランド・マジック戦ではキャリア初のトリプルダブルこそ逃したが、19得点、10リバウンド、9アシストを叩き出すなど、直近9試合は平均25.8得点、11.1リバウンド、フィールドゴール成功率54.3%、20得点以上8回、ダブルダブル6回達成と好調をキープしている。 クーズマは今季プレイ時間の55.8%でフォワード、31.2%でガード、13.0%でセンターとオールラウンドな働きを見せているが、「僕は自分ができることを理解している」と語る。 「このリーグではフィット感とチャンスがすべてだ。450人だけ(登録15人×30チーム)がバスケットボールをできるのには理由がある。このレベルでプレイするのはすごく難しい。自分に自信を持ち、チャンスで成功し、コーチが正しい状況に置いてくれないとプレイできない。今シーズンの成功の大半は、過去2年間で学んだことに基づいている。今、それを示しているだけさ」 ビールも「彼は自分の前にチャンスがあることを理解している。自ら進んで学べるし、批判も受け入れる。バスケットボールIQも高く、勝利に飢えているんだ」とクーズマを評価しており、戦列復帰を果たした八村塁がスターターの座に戻るには、クーズマの壁を越えなければならない。

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