ラッセル・ウェストブルック、レイカーズ内でトレード検討報道の現実に米記者言及「人気は非常に低い」

ロサンゼルス・レイカーズのラッセル・ウェストブルックは今季チームで唯一、全試合でスタメン出場し、平均19.5得点、8.1リバウンド、8.1アシストを記録している。開幕前に加入した身ながら、トレードの噂が絶えないが、『ロサンゼルス・タイムズ』のダン・ヴォイケ記者は、手を挙げるチームがない現状を伝えている。 ウェストブルックは昨年8月、電撃トレードでワシントン・ウィザーズからレイカーズへ移籍。レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワードといったスーパースターと同僚になったが、アジャストに苦しんできた。 シーズンも折り返し地点が近づき、ウェストブルックも意地を見せているが、レイカーズはトレードについて検討したことが伝えられたが、ヴォイケ記者によれば現時点で交渉が成立する可能性は低いという。 「『The Athletic』のサム・アミック(記者)は、レイカーズがラッセル・ウェストブルックのトレードについて内部で話し合ったとレポートしたが、私の情報筋によると、今季4400万ドル(約51億円)、来季(プレイヤーオプションで)4700万ドル(約54億3000万円)を稼ぐ男の人気は非常に低い」 「プレイオフに飢えたオーナーのチームは、ウェストブルックの競争力がチームをカンファレンス10位以内に押し上げ、プレイイン・トーナメントを勝ち上がれると確信するかもしれない。ただ、レイカーズが勝つのを助け、代わりに自分たちの立場を弱めるような選手を放出したいと思いますか? 繰り返すが、その可能性は非常に低い」 レイカーズがウェストブルック放出に踏み切るには、ほかにテイレン・ホートン・タッカー、ケンドリック・ナン、ベテラン最低保証契約の選手をパッケージにする必要があると見込まれているが、シーズン中の“再トレード”は果たしてあるのだろうか。

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