ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンは、約2年半ぶりにコートに立つ日が近づいているようだ。日本時間1月1日(現地12月31日)に、自らの見解を述べた。『The Athletic』のアンソニー・スレイター記者が伝えている。 トンプソンは2019年のNBAファイナル第6戦で左膝前十字靭帯を断裂。その後順調に回復していたなか、昨季開幕前のワークアウト中に右足アキレス腱を断裂する不運に見舞われた。キャリア通算では615試合に出場して平均19.5得点、3.5リバウンド、2.3アシスト、3ポイント成功率41.3%を記録している。 12月29日(同28日)に本拠地チェイス・センターで行なわれたデンバー・ナゲッツ戦での復帰も噂されていたが、この日は実現せず。12月31日のアウェーでのナゲッツ戦も延期され、復帰は2022年に持ち越しとなった。 ウォリアーズは1月2日(同1日)に敵地でユタ・ジャズ、4日(同3日)にマイアミ・ヒートと対戦予定。目標の復帰日に関して、「(コンディショニング・ディレクターのリック)セレブリーニ次第だ」としたトンプソンだが、「もう間近」と答えている。 また、トンプソンは「ファンの前で戻りたい。彼らはそれに値する」とホームでの復帰を希望。「オールスター選手の感覚に戻るには、おそらく数ゲーム、2~3週間はかかるだろう」と、本来のパフォーマンスを取り戻すには少し時間がかかると見立てている。 ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、「クレイが戻ってくる時はスタートで出るだろう。しばらくベンチスタートで使ったりはしない」と先発起用を示唆。約18分間のプレイ時間制限を設けながら、アジャストしていくことになりそうだ。