日本時間12月27日(現地26日)にロケット・モーゲージ・フィールドハウスで行なわれたトロント・ラプターズ対クリーブランド・キャバリアーズ戦に、ラプターズの渡邊雄太が先発出場した。渡邊の先発は今季初、キャリアでは5度目。37分プレイして、26点、13リバウンド、1アシスト、1ブロック、フィールドゴール成功率57.9%(11/19)、3ポイント成功率40.0%(2/5)、フリースロー成功率66.7%(2/3)を記録した。なお、出場時間と得点、リバウンドは自己最多で、得点はゲームハイでもあった。 直近4戦中3試合が延期となっていたラプターズは、この日9人が安全衛生プロトコル入りという緊急事態。レギュラーメンバー4人+10日間契約の選手4人という急ごしらえのチーム、さらにはほとんど練習もままならない中で敵地でのゲームを迎えた。 そんななか先発を託された渡邊は、前半で21分プレイし、13点、7リバウンドと主軸としてチームを牽引。第3クォーターはフル出場し、その時点でキャリアハイの22点、キャリアハイタイとなる11リバウンドをマークしてみせた。ターンオーバーを5つ記録してしまったものの、貢献度を示すエフィシエンシーはゲームハイタイの28をマークするなど攻守両面で苦しいチームを支えた。 なお、この試合はキャバリアーズも安全衛生プロトコルなどで8人を欠いていた。ラプターズは29日(同28日)、ホームのスコシアバンク・アリーナでフィラデルフィア・76ersと対戦する。