ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが、レイ・アレン(元ボストン・セルティックスほか)が持つ通算3ポイント成功数記録(2973本)更新まであと7本に迫っている。日本時間12月12日(現地11日)に行なわれたフィラデルフィア・76ers戦では記録更新とともに弟セス・カリーとのマッチアップも注目されていたが、マティース・サイブルのタフなディフェンスにも苦しみ3ポイントは3本の成功に留まった。 現在イースト遠征中のウォリアーズは、15日(同14日)のニューヨーク・ニックス戦に備えて14日(同13日)のインディアナ・ペイサーズ戦でカリーとドレイモンド・グリーンを休ませるという憶測もあったが、最終的には出場する方向であると現地メディアが報じている。 カリーは「これまで10、11年と保持されてきたNBAの歴代記録だから注目されるのは当然だと思う。それには感謝しているけど、その過程で試合に勝つための努力を続けなければいけない」と、何より勝利が大切と語った。 なお、直近6試合の3ポイントは27/72(37.5%)で平均4.5本の成功と、カリーにしては低い数値に留まっている。しかし、今季だけで7本以上決めた試合がすでに8度あるように、爆発力があるのは誰もが知るところだ。これまで幾度となく自身が憧れと語ってきたレジー・ミラー(元インディアナ・ペイサーズ)が長年プレイした地で、ついに金字塔を打ち立てるのだろうか。