日本時間12月13日(現地12日)、デトロイト・ピストンズはジェレミー・グラントが前日に行なった検査により、右手親指の靭帯捻挫が確認されたと発表した。グラントは11日(同10日)のニューオーリンズ・ペリカンズ戦の第2クォーター途中、同箇所を負傷していた。なお、今後6週間以内にチームの医療スタッフによって再検査されるという。 グラントは今季24試合に出場し、平均20.1点、4.8リバウンド、2.6アシスト、1.1ブロック、1.1スティールを記録していた。13日(同12日)のブルックリン・ネッツ戦では、代役としてハミドゥ・ディアロが先発している。また、ドラフト1位指名の新人ケイド・カニングハムのさらなるステップアップが求められるだろう。 なお、リーグ下位に沈むピストンズは再建に前向きとも報じられている。順調に回復すれば、グラントが戦列復帰を果たすのはトレード期限直前の1月下旬。プレイオフへ向けてさらなる補強を狙うチームが、来季限りで契約が切れる27歳のフォワード獲得に動く可能性もありそうだ。