9戦ぶり復帰のレブロン・ジェームズが現状の課題を指摘「パニックになるレベルではないが…」

ロサンゼルス・レイカーズは日本時間11月20日(現地19日)、レブロン・ジェームズが9試合ぶりの戦列復帰を果たすも、ボストン・セルティックスに108-130で敗れた。ジェームズは「パニックになるレベルではない」としつつ、改善の必要性に触れている。『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者が伝えた。 今夏にラッセル・ウェストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワード、ラジョン・ロンドら実力者を補強したレイカーズだが、開幕から波に乗れず苦戦。さらに、ジェームズが腹部の痛みで11月5日(同4日)のオクラホマシティ・サンダー戦から欠場し、結局8試合を休む(その間、チームは3勝5敗)ことになった。 11月20日のセルティックス戦で復帰したジェームズは、23得点(フィールドゴール10/16、3ポイント3/7、フリースロー0/1)、6リバウンド、2アシスト、2スティールを記録。しかし、チームはリバウンドで33対51と圧倒されるなど第2クォーター以降は主導権を握られ、8勝9敗と再び負け越しとなった。 最低1週間以上の欠場と言われ、2週間半で復帰となったジェームズは「プレイするには十分だと感じた」としつつ、チームとしては現実を受け止めることも大切だと話している。 「65試合残っている。誰がラインナップに入っていても、もっと上手くプレイする必要があるのは確かだ。どの選手がコートにいても機能する形を追求しないといけない。パニックになるレベルではないが、ある程度の切迫感は持たないといけない。見た目ほど悪くはないが、感じるほど良くもない。良くなるプロセスにあると思う。改善していかないといけない」 レイカーズはジェームズ復帰により、浮上のきっかけを掴めるだろうか。

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