クリーブランド・キャバリアーズは、日本時間10月30日(現地29日)に行われたロサンゼルス・レイカーズ戦に101-113で敗れた。チームトップの23得点を挙げた新人のエバン・モーブリーは、相手のレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスから称賛された。『The Plain Dealer』のクリス・フェドール記者が伝えている。 昨季イースタン・カンファレンス13位(22勝50敗)に終わったキャブズは、今年のドラフト全体3位で南カリフォルニア大(USC)のモーブリーを指名。20歳のビッグマンは開幕から全試合でスタメン起用され、レイカーズ戦でも23得点(フィールドゴール10/16、3ポイント1/2、フリースロー2/5)、6リバウンド、3アシスト、2スティールと奮闘した。 今季ここまでの6試合で平均15.3得点、8.2リバウンド、2.3アシスト、1.3スティール、1.7ブロック、フィールドゴール成功率53.0%を記録しているモーブリーのポテンシャルについて、レイカーズのジェームズも太鼓判を押している。 「彼はこのリーグで凄いバスケットボール選手になるだろう。彼は2年前に俺の息子と対戦していて、トーナメントでどんなプレイをしていたか見た。ただただ衝撃的だよ。クリーブランドには良い選手がいる。ドラフトで何年にもわたって良い仕事をしてきた」 また、同じビッグマンのデイビスも「正直、彼のプレイを見るのはこれが初めてだ。俺は自分と他人を比較しないタイプだけど、おそらく俺がリーグに入ったころと同じサイズで、かなり線が細い。エリートのショットブロッカーで、ロブの脅威がある。当時の俺に似ている部分がいくつかあるけど、おそらくシュートは俺より少し上手いだろうね。彼のゲームは進化して、どんどん良くなっていく。ポスト、ミドル、3ポイントレンジから得点を取れる選手になるポテンシャルを秘めている。時間はかかるだろうけどね」と見解を述べている。 モーブリーがどこまで偉大な先輩たちのスーパースターの域に到達できるか、今後の活躍に期待が懸かる。