ふくらはぎ負傷で欠場中のラプターズ渡邊雄太、来週中か再来週のシーズンデビューを視野か

トロント・ラプターズの渡邊雄太は、NBA4年目で初めて本契約の選手として初めて開幕を迎えたが、左ふくらはぎの負傷でまだ今季の試合出場がない。それでも、シーズンデビューの日が近づいていると『TSN』のラプターズ番であるジョシュ・ローウェンバーグ記者がレポートしている。 サマーリーグに参加した2018年にメンフィス・グリズリーズと2WAY契約を結んだ渡邊は、2018-19シーズンに田臥雄太以来、日本人選手としては2人目となるNBAの公式戦に出場。15試合で平均11.6分間出場、2.6得点、2.1リバウンドという成績を残した。 グリズリーズ2年目の2019-20シーズンは18試合で平均2.0得点、1.1リバウンドを記録。20-21シーズン開幕前にラプターズのトレーニングキャンプに招待され、エキシビット10契約を締結した。その後、2WAY契約を結んでシーズンインし、活躍が認められて今年4月に正式契約を手にしている(最終的に50試合で平均4.4得点、3.2リバウンド、0.8アシストをマーク)。 渡邊は10月19日、自身のインスタグラムに「NBA4年目にしてようやく本契約選手としてシーズンを迎えれます! 怪我がまだ治ってないので開幕は間に合うかは正直難しいところですが、まずはしっかり治して今年も最高のシーズンを送れるよう頑張ります」と投稿。日本時間10月21日(現地20日)に行われたワシントン・ウィザーズとの開幕戦は、左ふくらはぎの負傷で欠場していた。 ここまで公式戦出場がない渡邊だが、回復の進捗自体は悪くないようだ。ローウェンバーグ記者は自身のツイッターで、「予定では渡邊は火曜日(25日)に練習する。ラプターズは少なくとも何回かは練習させ、(Gリーグのラプターズ)905でも練習するかもしれない。だが、彼は来週中、あるいは再来週の早い段階でシーズンデビューを飾ることができるだろう」と綴り、調整期間を経て、シーズンデビューする見込みだとしている。 なお、ラプターズは今年6月に左肩の手術を受けたパスカル・シアカムも練習はしているが、フルコンタクトのメニューにはまだ参加しておらず、あと2週間以上はかかるかもしれないという。

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