ステフィン・カリー、驚異のロング3ポイント連続成功にカーHCも脱帽「とんでもなかった」

ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、日本時間10月22日(現地21日)に行われたロサンゼルス・クリッパーズ戦で45得点を挙げ、チームを115-113の勝利に導いた。指揮を執るスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)も、頼もしすぎるエースに脱帽している。『ESPN』のニック・フリーデル記者が伝えた。 ウォリアーズは開幕戦でロサンゼルス・レイカーズに121-114で勝利したが、21得点だったカリーはフィールドゴール21本中5本成功(うち3ポイント8本中2本成功)とシュートタッチに苦しんだ。しかし、今季2戦目となったクリッパーズ戦では、45得点(FG16/25、3ポイント8/13、フリースロー5/5)、10リバウンドと爆発し、シーソーゲームを制して2連勝を飾る原動力となった。 第1クォーターでシュート全9本を沈めて25得点。さらに圧巻だったのは勝負所の最終盤で、105-107で迎えた第4クォーター残り1分54秒に中央31フィート(9.44m)の距離から逆転3ポイントを沈めると、108-109と再びビハインドとなった57.7秒にも右45度27フィート(8.22m)の距離から勝ち越し3ポイントを決め、アリーナに詰めかけた観客を熱狂させた。 同僚のドレイモンド・グリーンは、「彼は今日のシュートアラウンドでシュートを外さなかった。俺たちは爆発の予感はある程度あった。彼は素晴らしいプレイヤーだ」と語り、少なからず活躍の予兆があったことを説明。カーHCも「ステフィン・カリーはステフィン・カリーだった。彼のような選手は見たことがない。ラスト2本の3ポイントはとんでもなかった」と脱帽した。 また、クリッパーズのポール・ジョージも、「彼は攻撃面で完璧なパッケージだ。ドリブルをせずにフリーになる方法をマスターしている。一瞬でも目をそらせば(目の前から)いなくなる」とカリーを称えている。 NBA12年目の昨季、平均32.0得点を挙げて、自身2度目の得点王に輝いたカリー。相棒クレイ・トンプソンはまだ戦列に戻っていないが、エースに導かれてウォリアーズは上々のスタートを切っている。

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