シカゴ・ブルズのザック・ラビーンが、メディアデーで「過去最高のチームメイト」を明かしている。その人物は、東京オリンピックでともにアメリカ代表として金メダル獲得に尽力した、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンだった。『NBC Sports Chicago』のインタビューで明かしている。 オリンピックでのグリーンは平均3.5点、3.0リバウンド、2.8アシストというスタッツだったものの、数字以上のインパクトをチームに与えていたという。 「ドレイモンドは恐らく最高のリーダーかつ最高のチームメイトだと思う。もちろん、現代のゲームではケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)が地球上で最高の選手であると分かっているけど、ドレイモンドは金メダルを獲得するために非常に重要な存在だった。チームのみんなは絆を深めたし、自分も彼からいろいろなことを学んだからね」 今季ブルズは、デマー・デローザン、ロンゾ・ボール、アレックス・カルーソら即戦力を多数獲得し、飛躍が期待されている。ラビーンもそんなチームに自信を深めているようで、「自分たちはみんなバスケットボールIQが高く、それぞれが何をすべきかを分かっている」と断言する。 オリンピックでの経験、そして積極的な補強もあり、「今までで一番興奮している。僕たちは何かを成し遂げられると確信しているからね」と心身ともに充実していることを明かしたラビーン。優勝経験豊富なグリーンから学んだリーダーシップを発揮し、ブルズをリーグ上位へ導くことができるか。