ステフォン・マーブリーがデュラントを絶賛「コービーとジョーダンが史上最高の2トップだが、KDみたいな選手は…」

ブルックリン・ネッツはケビン・デュラント、カイリー・アービング、ジェームズ・ハーデンのビッグ3以外にも、ブレイク・グリフィン、ラマーカス・オルドリッジ、ポール・ミルサップとオールスター経験者が揃い、大型補強のロサンゼルス・レイカーズに負けない巨大戦力を誇る。そのなかでエースのデュラントは、東京五輪での金メダル獲得でさらに株を上げ、“史上最高のオフェンシブプレイヤー”の呼び声も高い。ネッツOBであるステフォン・マーブリーも、その脅威ぶりに太鼓判を押している。 1998~2001年にネッツ(当時ニュージャージ-・ネッツ)に在籍し、2000-01シーズンには平均23.9得点、7.6アシストでオールスター初出場も果たしたマーブリーはポッドキャスト『Ball Don’t Stop』に出演。「コービー・ブライアントとマイケル・ジョーダンが史上最高の2トップだ」と語りつつ、「でも、俺はケビン・デュラントみたいな選手は今まで見たことがない」とし、ネッツにいかに偉大な選手がいるか、持論を展開した。 「俺はケビン・デュラントのテキサス大での最初の試合を見た。俺は兄貴に電話して、『ケビン・デュラントって名前らしい。フレッシュマン(大学1年生)だぜ。彼は大学には長くいないだろう。クレイジーだよ』と言った。6フィート10インチ(身長208cm)の男が、ポイントガードのようにボールを扱うのは見たことがない。彼はなんでもでき、守備を分断する驚異的なシュート力も備えている」 神様ジョーダンやレジェンドのコービーと比較すると、デュラントはオールディフェンシブチーム選出歴がなく、“オフェンス特化型”の評価が一般的だ。史上最高の選手を巡る議論の際、それがこの2人やレブロン・ジェームズ(レイカーズ)に遅れを取る理由でもあるが、オールラウンダーぶりは唯一無二のレベルだとマーブリーは語っている。 7フッター(身長213cm)級のサイズを持ち、ポイントガードに引けを取らない技術、アンストッパブルな打点からのジャンパー、ステップバックで“スコアリングの鬼”としてリーグに君臨してきたデュラント。ネッツにNBAでの初タイトルをもたらした暁には、その評価はさらにうなぎ上りになるだろう。

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