マイケル・ポーターJr.、昨季MVPニコラ・ヨキッチの第1印象は?「初めて会った時は太っていた」

デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチは、NBA6年目の2020-21シーズンに自身初のシーズンMVPに輝いた。センターとしての受賞は、2000年のシャキール・オニール以来21年ぶりの快挙。ヨーロッパ出身の選手ではダーク・ノビツキー(07年/ドイツ)、ヤニス・アデトクンボ(19、20年/ギリシャ)に次いで3人目となった。そんなリーグ随一の万能センターだが、3年前は今のように偉大な選手になるとは思っていなかったと、ナゲッツ4年目を迎えるマイケル・ポーターJr.が明かしている。 2014年のNBAドラフト2巡目41位指名を受け、翌15-16シーズンからナゲッツでするヨキッチは、昨季わずか11人しかいない全72試合出場を果たし、平均26.4得点、10.8リバウンド、8.3アシスト、1.3スティール、フィールドゴール成功率56.6%をマーク。ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)を抑えてMVPに輝いた。MVPを受賞した選手で最もドラフト指名順位が低い選手として名を刻んだ。 ナゲッツのポーターJr.がポッドキャスト番組『The Old Man and the Three』に出演した際、ホストのJJ・レディックから「ヨキッチに会った時の第1印象は?」と問われ、率直な回答をしている。 「(2018年に)初めて会った時、彼は太っていたんだ。ジムに彼が来たんだけど、しばらくの間、僕のためにリバウンド役を買って出てくれた。『良い人だな』と思ったよ。ナゲッツの試合も見ていなかったから、彼のことをよく知らなかった。彼が今ほどの良い選手なのかもね」 「トレーニングキャンプで彼がプレイするのを見て、申し分のない選手だと理解した。でも、メイソン・プラムリー(現デトロイト・ピストンズ)も同じくらい良いプレイをしていた。だから、なぜジョーカー(ヨキッチ)がメイソン・プラムリーを差し置いて、スタメンなのかと思った。そこでチームメイトから、『いや違うぞ。彼はパスをせず、スコアに専念すれば、1試合40得点できる』と言われたのを覚えている」 ポーターJr.は、ヨキッチの常に冷静沈着なプレイに感銘を受けたという。 「彼は自分のことをスーパースターだとは思っていない。そんなメンタリティは僕が最も尊敬するところだ。彼は感情の起伏がない。たとえブザービーターを沈めてもね。ビッグショットを期待される局面でも、第1クォーターのようにプレッシャーを感じないんだ」 ポジションこそ違えど、ヨキッチの存在は将来が期待されるポーターJr.の成長にもきっと役立つはずだ。

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