ジョン・ウォールとロケッツがトレードを模索することで合意 ネックは最大2年残る9170万ドルの大型契約か

ヒューストン・ロケッツとジョン・ウォールが袂を分かつことになったようだ。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、ロケッツは双方が合意の上でウォールの移籍先を探しているという。ウォールは今後2年で9170万ドルの高額契約が残っており、ロケッツはバイアウトを考えてはいないと見られている。なお、先述のウォールの契約には2022-23シーズンのプレイヤーオプション(4740万ドル)が含まれている。 トレーニングキャンプまで約2週間と新シーズンの開幕が刻一刻と近づいている状況だが、ウォールは今月末からのキャンプにはロケッツの一員として参加する予定。しかしシーズン開幕後の試合には出場しないと、シャラニア記者は報じている。 ウォールはラッセル・ウェストブルック(現ロサンゼルス・レイカーズ)とのトレードで、2020年のオフにワシントン・ウィザーズからロケッツへやって来た。2019年2月に自宅で左アキレス腱を断裂しリハビリのために2019-20シーズンを全休していたものの、復活のシーズンとなった昨季は40試合に出場し、平均20.6点、3.2リバウンド、6.9アシストを記録した。 しかし、ウォールとともにチームのリード役を担うと思われていたジェームズ・ハーデンが開幕直後にブルックリン・ネッツへ移籍したことで、事情は大きく変わった。昨季ロケッツは17勝55敗と低迷し、とりわけ最後の53試合では7勝しか挙げられず。本格的な再建に舵を切ることになった。 ドラフトでは全体2位指名でガードのジェイレン・グリーンを指名。そのほか、16位でアルペラン・シェングン(オクラホマシティ・サンダーから獲得)、23位でウスマン・ガルーバ、24位でジョシュ・クリストファーと、1巡目だけで4人のルーキーを獲得した。さらに、昨季50点、11アシストをマークしたキャリア2年目のケビン・ポーターJr.など、将来有望な人材が揃っている。 ウォールのトレード先を探すうえでネックになるのが、先述した最大2年残る大型契約だ。足元を見られた状態で交渉を進めなければならないため、過度な見返りは期待できない。しかしロケッツとて、この大型契約をバイアウトするのは避けたい。開幕までにこの難しい取引をまとめることができるか。

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