ケビン・デュラントがアメリカ代表の五輪通算得点で歴代トップに浮上「かなり特別なこと」

アメリカ男子バスケットボール代表の一員として東京五輪に参加しているケビン・デュラントは、7月31日に行われたグループリーグ第3戦チェコ戦で五輪における代表通算得点歴代トップに躍り出た。本人も特別な思いを感じているようだ。 これまで2012年のロンドン五輪で156得点(平均19.5得点/8試合)、16年のリオ五輪で155得点(平均19.4得点/8試合)と2大会連続でアメリカ代表のチーム得点王に輝いたデュラント。今大会はグループリーグ初戦のフランス戦、第2戦のイラン戦でそれぞれ10得点をマークして、この日のチェコ戦を迎えた。 第1クォーターで5得点を挙げると、第2クォーター残り6分18秒に3ポイントを成功。これで五輪に計4回出場しているカーメロ・アンソニー(ポートランド・トレイルブレイザーズ)の通算336得点を抜き、歴代トップに躍り出た。デュラントは最終的に23得点(フィールドゴール8/11、3ポイント4/7、フリースロー3/4)、8リバウンド、8アシストの活躍で119-84の勝利に貢献した。 五輪計19試合で通算354得点(平均18.6得点)を記録しているデュラントが、“アンソニー超え”について語ったコメントを『AP通信』のブライアン・マホーニー記者が伝えている。 「カーメロは俺がオリンピックチームで2回一緒にプレイした選手だ。彼のゲームへのアプローチをずっと見てきたし、テクニックを自分のものにしようとした。僕が記録を破るなんてまだ奇妙な感覚だ。(バスケットボールという)チームスポーツをしていて、グループで勝利するために一生懸命努力しているからね。ただ、かなり特別なことなのは間違いない。俺は8歳から、すべてのチームで多くを求められてきた。ここ(チームUSA)も同じだ。でも、コート上ではすべてのことをやらないといけない。俺はそうやってプレイしてきたし、楽しいよ」 同じアメリカ代表のドリュー・ホリデー(ミルウォーキー・バックス)は、「(記録更新は)時間の問題だったと思う」と話している。 今大会でデュラントがどこまで得点を伸ばすのか、一つの注目ポイントになりそうだ。

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