「僕らはプロ」トレイ・ヤングの代役を務めたルー・ウィリアムズ、プレイオフ自身初の先発起用で躍動

日本時間6月30日(現地29日)、アトランタ・ホークスはミルウォーキー・バックスとのイースタン・カンファレンス決勝第4戦に110-88で勝利した。 ホークスはエースのトレイ・ヤングが欠場するも、バックスのFG成功率を39.3%に抑えた守備と、4人が15得点以上を挙げるバランスの良いオフェンスでシリーズを2勝2敗のイーブンに戻した。 とりわけ活躍が目立ったのは、ヤングに代わって先発に回ったルー・ウィリアムズだ。34歳のウィリアムズは9本中7本のシュートを決め、チームトップの21得点、8アシストを記録。しっかりと期待に応えて勝利に貢献した。 ウィリアムズにとって、プレイオフでの先発出場はキャリア16年目にして初。先発起用をネイト・マクミラン暫定HC(ヘッドコーチ)から伝えられた時の様子を振り返ったウィリアムズのコメントを、『ESPN』のティム・ボンテンプス記者が伝えている。 「トレーニング用のテーブルにいたんだけど、そこにネイトが来て『トレイがプレイできないから君が先発だ』と言われたんだ。僕が『OK』と言うと彼は去って行った。ただそれだけ話して、試合への準備をしたんだ」 特に気負いすることなく、ヤング不在の穴を埋めるパフォーマンスを披露したウィリアムズ。シックスマン賞を史上最多となる3度受賞するなど、歴代最高峰の控え選手として知られるが、突然の先発起用も「プロだから」と問題ないとした。 「大きな対応ではないよ。出場時間が増えること、プレイするタイミングが変わることは分かっている。それ以外はバスケの試合の準備をするだけ。僕らはプロだ。1人いなくなれば、誰かがステップアップしなければいけない」 7月2日(同1日)のシリーズ第5戦ではヤングに加え、第4戦で右目を負傷したセンターのクリント・カペラの出場も微妙となっているホークス。ウィリアムズらサポーティングキャストの活躍が再び重要となる。

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