即戦力を求めるウォリアーズ、パスカル・シアカムの獲得を画策?

ゴールデンステイト・ウォリアーズは今季プレイイン・トーナメントで敗退し、プレイオフに出場することができなかった。 チームの主軸であるステフィン・カリー、ドレイモンド・グリーン、そして今季全休したクレイ・トンプソンはいずれも30代とキャリアの終盤に差し掛かっている。フロントとしてはコアとなる3人が第一線で働けるうちに、再び優勝候補となるチーム作りを進める方針だ。 そんな思惑があるなか、『The Atheltic』のジョン・ホリンジャー記者は、ウォリアーズが昨季のドラフト全体2位で指名したジェームズ・ワイズマンと今年のドラフト指名権を駒に、即戦力の獲得を狙っていると報じた。 「ウォリアーズは(今年のドラフトで)7位と14位の指名権を保有しており、昨季の全体2位指名だったジェームズ・ワイズマンもいる。そして7位指名とワイズマンを使い、今すぐにロスターをアップグレードさせる人材を探していると予想される。注目すべき名前はパスカル・シアカムだ」 ホリンジャー記者がウォリアーズの獲得候補として挙げたのは、トロント・ラプターズのシアカム。現在27歳のシアカムは、先発に昇格した2018-19シーズンに平均16.9得点、6.9リバウンド、3.1アシストを記録し、MIP賞を受賞。カワイ・レナード(現ロサンゼルス・クリッパーズ)に次ぐスコアラーとしてウォリアーズと対戦したNBAファイナルでも活躍を見せ、ラプターズ初の優勝に貢献した。 レナードが去った翌2019-20シーズンには、エースとして平均22.9得点、7.3リバウンド、3.5アシスト、3ポイント成功率35.9%をマークし、オールNBA2ndチームに選出。今季はさらなる飛躍が期待されたが、平均21.4得点、7.2リバウンド、4.5アシスト、3ポイント成功率29.7%と思うような結果を残せず、チームも8年ぶりにプレイオフを逃して評価を落とした。 ラプターズは今オフにベテラン司令塔のカイル・ラウリーがフリーエージェントとなり、チームとしての転換期を迎えている。シアカムとは単年3000万ドル以上の契約が3年残っているが、より若く将来性のあるワイズマンとドラフト指名権の交換に興味を抱く可能性もゼロではないかもしれない。トレードを成立させるには金銭面のバランスを取るなど課題はあるが、果たしてオフに動きはあるのだろうか。

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