日本時間6月23日(現地22日)、ロサンゼルス・クリッパーズはフェニックス・サンズとのウェスタン・カンファレンス決勝第2戦に103-104で敗れた。 シリーズ2連敗となったクリッパーズだが、チームの得点源であるポール・ジョージはまだ巻き返しを諦めていない。第2戦終了後にジョージが語ったコメントを『CBS Sports』のサム・クイン記者が伝えている。 「このチームに自信を持っている。僕らにとっては第3戦で流れを変えられると信じることが大事だが、僕が知っている限りこのチームはそういうチームだ」 クリッパーズはダラス・マーベリックスとのプレイオフ1回戦、ユタ・ジャズとのカンファレンス準決勝いずれものシリーズも、2連敗スタートから粘りを見せ、逆転で勝ち上がってきた。フランチャイズ初のNBAファイナル進出を掴むには、今回のシリーズでも同様に第3戦で流れを変えることが求められる。 過去2シリーズと違うのはエースのカワイ・レナードが、右ひざの負傷で不在という点だ。カンファレンス準決勝の第6戦から欠場しているレナードの復帰時期は現時点で不透明となっている。 対するサンズは、新型コロナウイルスシリーズ初戦と第2戦を欠場したクリス・ポールが次戦で復帰する可能性が高い。それだけにクリッパーズが勝利するには、ジョージの奮起が不可欠となる。 第2戦では結果的に決めておけば勝利を掴むことができたフリースローを2本外し、勝負弱さを揶揄されたジョージ。第3戦で見返すことができるか。