「NBA Rakuten」ではプレイオフの各シリーズで勝利チームを予想するイベント「NBAプレイオフ2021大予想大会」を実施している。シリーズを制すると予想したチームを当てた方のなかから、抽選で1,000楽天ポイントをプレゼントするというもの。現在はバックス対ホークス(6月28日(月)午前10時締切)、サンズ対クリッパーズ(6月25日(金)午前10時締切)のカンファレンス決勝2シリーズの予想を受付中だ。 今回、「NBA Rakuten」の解説陣もカンファレンス決勝の2シリーズの行方を予想してくれた。応募はまだの方は、識者の予想を参考にしてみよう!
■ウェスト勝利:サンズ 両チームともにエースが復帰できるか、という所はありますが、怪我人が少ないのが何より大きいと思います。特にチームディフェンスもかなりタフで、オフェンスも内外問わずバランスが良く、安定感を感じます。 注目選手:クリス・ポール(サンズ) 彼の存在感は絶対的。相手を崩す事ができるうえ、自分でもフィニッシュできる勝負強さがあります。あとは健康状態次第ですね……。 ■イースト勝利:バックス ここ数年、ほぼ同じメンバーで戦ってきたことで、今年は安定感が増してきています。さらに、最後のピースになり得るPGドリュー・ホリデーの加入が大きい。昨シーズンの苦い経験が今年に生きるはずです。必須はベンチのステップアップ。 注目選手:ドリュー・ホリデー(バックス) 最後のピース。過小評価されがちですが、ヤニス・アデトクンボ、クリス・ミドルトンが強烈なマークにあってる時に、逃げ道となれる存在。
■ウェスト勝利:サンズ シリーズ序盤はクリス・ポール不在ながらサンズが勝利。一方、クリッパーズはカワイ・レナードの復帰が不可能であれば、時間の経過とともに復帰するポールがいるサンズが有利と考えます。 注目選手:デビン・ブッカーとクリス・ポール(サンズ) 次世代のNBAスター選手候補と、ここまでNBAを選手会長としてもリードしてきた2人の共闘と活躍に期待。 ■イースト勝利:バックス 昨年の不完全燃焼と契約継続のヤニス・アデトクンボの思いがついに実るのでは? ホークスはトレイ・ヤング中心に来年以降の更なる飛躍があると考えます。 注目選手:ヤニス・アデトクンボ(バックス) 過去にシーズンMVPにも選出されており、そうした実績から次はNBAファイナルMVP候補の最有力選手と言えます。
■ウェスト勝利チーム:サンズ サンズはクリス・ポール、クリッパーズはカワイ・レナードと共に中心選手を欠くものの、レナードの攻守にわたる力を周りがカバーするのは難しい。さらにサンズにはホームコート・アドバンテージがある事などから、攻守のバランスを考えてサンズが勝利する。 注目選手:デビン・ブッカー(サンズ) 得点力、安定感、爆発力を兼ね備えている。 ■イースト勝利チーム:バックス バックスは守備の平均値がすべて高く、ホークスを上回る。いろいろな要素はあるが、ホークスはヤニス・アデトクンボを誰が止めるのかという点も加味して、バックスが勝利。 注目選手:ヤニス・アデトクンボ(バックス) オフェンスとディフェンスにおける高い能力に加え、高さも加味すると止められない。
■ウェスト勝利:サンズ クリス・ポールを欠きながらも、第1戦で31アシストをチームで展開し、7ターンオーバーに抑えていることからもわかる安定感。自分たちから己の首を絞めることはまず無いと見て良いだろう。 対するクリッパーズは、元来スモールラインナップが最強。タロン・ルーHCのアジャスメント力は高く評価しているが、ジャズを退けたシリーズ以上に、カワイ・レナード不在、そしてスモールラインナップを機能させるマーカス・モリスの健康状態が気になるところ。良いシリーズとなるが、サンズを根幹から揺るがすとは考えにくい。 注目選手:ディアンドレ・エイトン(サンズ) フルスイッチでブッカーやサンズのオフェンスを停滞させるのが、クリッパーズにとってベスト。それはジャズとのシリーズが証明しているが、エイトンが持つ攻撃における技術や汎用性は、最優秀守備選手であるルディ・ゴベアをはるかに凌いでおり、小さい選手では簡単に抑えられない。もしクリッパーズが伝統的なセンターを起用すれば、ブッカーが料理に取り掛かることとなる。天秤を傾かせるシリーズのキーマン。 ■イースト勝利チーム:バックス まずトップ3選手の健康状態とタレントで上回っているのは大きい。ホークスは過去2シリーズでホームコート・アドバンテージなしに勝ち上がったとは言え、バックスほどの攻撃力があるチームとの対戦はなかった。バックスは今プレイオフで最もヤングをターゲットに攻撃を構築できるチームで、ホークスのディフェンスはこれまでとまったく違った問題解決を求められることになる。 注目選手:トレイ・ヤング(ホークス) すべてを抑えられなかったら、得点で上回るしか無い。バックスの守備は76ersと類似しており、ヤングが好むフローターエリアのショットを与えてくれるため、一定の確率で決め続けることができればシリーズを優位に進められる。一方、バックスもヤングに優秀なディフェンダーであるホリデーをつけてくるだろう。この攻防はシリーズの行く末を揺るがしかねない。